2026年3月17日火曜日

春が近い・・・。

 暖かくなった。薪ストーヴに朝晩2回ずつ薪を燃やしていた季節が過ぎ、朝晩1回ずつになり、いよいよ夕方1度だけ燃やせば過ごせるこの頃だ。

この冬(12月から3月初旬)、思いのほかお客様に恵まれて、気が付けばもう3月中旬。例年1月後半から2月には5日間ほどお客様がいらっしゃらないタイミングがあって、美しい雪景色を眺めにカメラぶら下げて出かけていたのだが、この冬はそんな余裕なく過ぎてしまった。ありがたいには違いないけれども、もう少し真冬の美瑛の絶景を写しておきたかったな・・・。

そんな折、先日(3月10日)常連さんをお誘いして、スノーシューを履いて丘を上ってみた。もう丘は融雪剤の縞模様が描かれ、農家さんは春の農作業の準備を急ぐ様子が見て取れた。真っ白い丘風景はとても奇麗で大好きだけど、融雪剤の縞模様が描かれた初春の丘も、まばゆい3月の日の光の中で輝いて見える。あー、長く厳しい冬も終わるなぁと思うと、悪い気はしない。丘のわきの木々には、よく見れば小さな新芽らしい膨らみも見つけられる。その木々を次々と縫いながら飛びぬけてゆく小鳥たちも、心なしか春に浮かれているようだ。


それにしても、いつぶりだろう・・・、青い空が目に染みる。テレビを点けてもネットのニュースでも連日ミラノ五輪のニュースで溢れていた2週間ほど前、そしていよいよ始まったWBCの予選リーグとスポーツの祭典が目白押しで、真っ青な空を思いっきり眺めるのは随分久しぶりな気がした。名もない丘の除雪をしていない道をスノーシューで上り、360度広がる絶景を目にすると、やっぱりこの丘風景はあらためて素晴らしいなぁと感じないではいられない。


ここ最近、いわゆる名所(でもないんだけど、有名な場所)では観光客があふれ、近づくことさえ躊躇してしまうほどの混みようだ。中でも当館「丘のほとり」からほど近い”クリスマス・ツリーの木”は夥しい観光客の方たちで溢れ、おととしから交通整理の係員が4人がかりで対処するありさまだ。白髭の滝や、マイルドセブンの丘にも大勢の観光客が集中している冬の美瑛の今日この頃なのだ。大勢の観光客の方が来てくださるのはもちろん素晴らしいことなんだけれども、度を過ぎるとデメリットのほうが目立ち始めてしまう。オーバーツーリズム現象は、ちょっとしたきっかけで起きるし、いったん過剰な混みように陥ると容易には解消できない。なかなか”ちょうどよく”は行かないものだとつくづく思わされる。

一方では、素晴らしい景色なのに観光のお客様が全然来ない場所もたくさんある。うまくお客様の集中が解消できるといいのにと、いつも気になってしまうよね。もっともいつも貸し切りのような絶景の場所が混みあってしまうのかと思うと、それもできれば避けたいというのが本音だ。僕自身、わがままな気持ちがあることを否定できないですね・・・。


これから季節は一気に進む。毎年気持ちが置いてきぼりになってしまうこの時期、願わくば北海道の桜の名所にも足を運んでみたい。函館の五稜郭界隈が桜で染まる様子は圧巻だし、新日高町の二十間道路も見事な桜並木だ。

この地で暮らしていると、いつでも行けると思い込んでしまいがちだけれども、そういって未だに行っていないところも多い。この4月末には、1か所くらい桜吹雪を愛でに出かけよう♬


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