2013年6月15日土曜日

丘を彩る美しい畝。


昨年も、ブログの更新が6月に入る頃から滞り出して、7月にはついに更新せずで終わってしまった・・・。そこへ行くとFacebookは気が楽で、あれこれ難しいことを考えることもなく写真とちょっとしたコメントだけで記事をアップしていくことができますね。できればFacebookにこまごまと(あるいはとりとめもなく)記載して、少し気になったことについてブログに書き記して行けたらいいなと思うものの、その気になったことに解を見出す間もないままに時間が流れ去って行く感じです。
何とか10日に1度くらいは記事をアップしたいなぁー。書きたいことはたくさんあるんだけど・・・。

さて、今回のお題は「畝の美」とでも言ったらいいのかな、とにかく丘を彩る耕作の軌跡が何とも美しくて、毎年この時期になると見とれてしまいますね。特にどこぞの畑がとびきり芸術的!ってわけではなくて、美瑛の畑はどこも美しい幾何学的ともいえるラインに覆われています。
それで思いつくのが、京都とかの庭園の玉砂利。あの白い玉砂利に描かれている、何とも言えない美しい紋様に、美瑛の丘の畝のラインも通じるものがあるんじゃないかと・・・?まったく関係ないことなんですけれども、こんなところに日本人の几帳面さと美意識が表れているように感じてしまいます。

もしもアメリカ人が耕作したら、もう少し遊び心のある畝を作ったかもしれないなぁー。フランス人なら美的センスを最優先にアートの世界を描き出したかもしれないし、中国人だったら何か目立ったマーキングを施したりしたのかもしれません。少なくとも、見ただけでどこのどちらさんかわかるような雰囲気は出ていたのじゃないだろうか?
そこへ行くと、北の果ての北海道だって、紛れもない日本。日本人のハートは、どうしても几帳面で強い個性を放とうとはしません。でも、トータルとしてみた時の美学は、しっかり息づいている。うーん、なんなんでしょう、この「日本人らしさ」みたいな気配って?

やがてジャガイモ畑(真ん中の写真です)に芽が出て花が咲きます。その花も、きちんと整列していて、お花畑でもないのに本当に綺麗になる事でしょう。
どこまでも続く美しい丘の畝のラインに見とれながら、あー、日本の絵だなぁ!と、ひとり心和む時間を噛みしめている僕です。


2 件のコメント:

  1. まさに調和の美学ですね。(^-^)

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  2. こんにちは「のB」です
    関西はまだ梅雨空で、カメラはあまり登場しません・・・。
    雨の日に画になるといえば紫陽花ですよね。

    さて、私は色々と手を出してしまい雑多なコンテンツを持っていたのですが、基本的にFB一本に絞ることにして勝手ながらその他すべてを整理させて頂きました。せっかく付けていただいたリンクなのですが、切れてしまいましたので恐れ入りますが削除をお願い致します。今後もこちらには伺いたいと存じますが、FBをよろしくお願いします。

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