はや、新年も7日の夜になり、「今年の抱負」を今さら・・・と思われても仕方がありませんが、一応備忘録的に記しておこうと筆を執りました(これって、死語になっちゃうのかな。と言うか、すでに死語なのかも?)。
この稼業ですと、年末・年始に休暇を取ってなにかしら新年に相応しい・・・、ということは無理なのでありまして、やっと今その時がやって来たって感じです。少々の(かなりの、とも言う?)遅れはご容赦ください。
えーと、大雑把なメモですが、2015年は
・3月、大阪辻調理師学校へ、洋菓子の実習へ。
・愛車130i、走行距離71,500km。2006年式ですので、今年でいよいよ10年です!
・愛車WAX-STI、走行距離56,000km。2009年式です。
・EOS6D、13,180ショット。重さがネックで伸び悩んでいる・・・かな?
・EOS_KissX7、1,924ショット。最近少し増えている模様。
・富士フィルムX‐T10、1,929ショット。2か月ちょっとで爆進中!
・Facebookのいいね、790。
他にも書きたいことは(書き残しておきたいことは)ありますが、このくらいにしておきましょう。で、昨年2015年はどんな年だったかと言えば、手短に言えば「とってもいい年」でした。私どもにかかわるすべての人に大いに感謝です。
さて肝心な、2016年はどんな年に・・・!
これについてはいろいろと心に浮かぶあれこれがありますが、何と言っても大きな「変革」以前に今までに身に付けたあれこれを、確実にモノにしたいと言うのがあります。美味しいお菓子をたくさん作ったり、カメラ任せでなんとかやってきた写真の「技術」に磨きをかけたりします。そして宿のあれこれとしては、閑散期限定のサービスだったいくつかの「経験」メニューを通年(またはそれに近い)サービスに格上げしたいと考えます。
サイトの片隅にこっそり掲載していた
※写真ツアー
※スノーシューで、白銀の丘へ
※一緒にパンとケーキを作って食べちゃおう
の3つの体験メニューをより身近に選択していただけるよう配慮します。
写真については、良いパートナー探しを考えています。美瑛には多くの素晴らしい写真家がいて、それぞれに写真ツアーを開催しています。私自身にその経験はないのですが、開催者の人となりを知る私が推察するに、どのツアーも素晴らしい内容だと思います。ただ、やっぱり敷居が高い・・・。できれば気楽に、使い古したカメラや携帯で、自分らしい想い出の1枚を残してみたい、というニーズはたくさんあるように感じます。そんなニーズにお応えするためには、肩ひじ張らずに参加できてお財布にもなるべくやさしいツアーだと思います。そしてこの「写真ツアー」に込める想いはもうひとつあります。それは「農」の場としての美瑛をお気遣いいただく気持ちとともにご覧いただきたいという願いです。有名なあの木、あの丘を交えながら、ふと気が付くと目の前にある名もない絶景をご紹介したい。そしてその光景が「農」のなりわいの中から生み出されるものだと知っていただきながら・・・。
たぶん、方法はありそう。できれば今年度中にホームページにしっかり掲載できるようがんばってみます。
スノーシューで丘を行くメニューは、もちろん冬限定です。昨秋新たにスノーシューを買い求めたので、当館には計7セットのスノーシューがあります。スノーシューはけっこう万能で、雪のあるところどこへでも行けてしまう・・・わけですが、やっぱり畑は避けていただきたい。で、オススメは除雪されない雪道を行く絶景コース。雪のない季節は「普通の道」ですが、雪が降れば目を見張る絶景ルートになるコースを、ぜひ紹介したいんです。僕個人のオススメする真冬の美瑛の雪道へ、ぜひご一緒下さい。
最後に、パンとケーキを一緒に作っていただくオプションです。このメニューをオススメするのは、パンが(あるいはケーキが)焼き上がったその時にオーヴンを開ける瞬間の美味しい香りをぜひ知っていただきたいから。ご自身で形作ったパンは、それはもう美味しいに決まっています。北海道産の小麦を使ってみずから成形したパンやケーキで、美味しい北海道を召し上がっていただきたい・・・。これは紛れもない僕個人の好みの押し付けです。
とまぁ毎年のように文字数制限なんか気にせずにじゃんじゃん書きたいことは溢れて来ますが、もうちょっと・・・。それは自分自身がもう一度旅人に戻る経験をしたい。美瑛に来て、いつしか旅行者という立場がなくなって、旅行者をお迎えする毎日がやって来ました。いらっしゃる方に育てていただく日々です。でも、どこかで自分も旅行者の視線を失わずにいたい。何しろ自分の好きなことをお客様に無理強いしがちな当館ですから、ある程度客観的な判断力は不可欠なんだと自戒しています。まぁ今まで行きたくても行けなかった事情もありますが、可能な限り機会を作って出かけてみます。そしてその経験を当館にお出でいただくお客様に、いい形で提供したいと考えます。
あ、文字数オーバーの模様。最後に重複しますが、どうぞ2016年もよろしくお願いします。
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