2013年4月5日金曜日

青い池が、少し融けて来ました。

およそ5か月ぶりに、白金街道を東に向かって「青い池」まで出かけて来ました。映像作家の山崎一さんからの情報で、少し融けて来たよ、と教えていただいたので早速出かけることにしたのです。

まだ駐車場は除雪がされていないので、途中の引込み道路でクルマを停めます。長靴に履き替えて、どんどん奥に入って行くと、やがて池が見えて来ました。立ち枯れの木々のある池の中央あたりに、直径5~6mってところでしょうか、水面が表れています。
さんさんと降り注ぐ春の日差しに、雪が融けて氷におおわれていた池が少しずつ大きくなる様子がわかるような錯覚をしてしまいます。
まだ青い池特有の深いブルーの色には程遠いのは確かですが、早春の北海道の国立公園内の池の様子は美しいと思いました。

木曜日と言うのに、けっこうな観光客の方が足を運んでいて、中にはなんちゃってブーツみたいな靴でいらっしゃるケースも。雪は所によって40~50cmも深く足が埋もれる場合がありますから、用心してくさだいねー。
池の周囲の木々は、えぞ鹿が食べたであろう痕跡で、ちょうど胸の高さくらいまで皮がはぎ取られていました。鹿も冬の間は食料が無くて、ひもじい思いをしていたんだろうなぁ・・・。まだ草花の緑が出て来るまでには2~3週間はかかりそうですが、やっと鹿たちも美味しい御馳走にめぐり合えることでしょう。

こうして青い池が融けはじめると、なかなか目が離せそうにありません。水面の様子は刻々と変わるので、少しずつ大きくなる池と深まるブルーの色を見に行かなくっちゃ。ゴールデン・ウィークの頃にはすっかり元の青い池になっているはずですが、そうなって行く途中経過が気になる僕です。

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