2013年11月2日土曜日

薪ストーヴのやわらかい暖かさにうとうと・・・。




昨年は、10月21日から薪ストーヴのお世話になった。毎年いつ頃薪ストーヴを点けるのか美瑛に来たばかりの頃は意識していたけれども、冬も7回目ともなると「いつものように」って感じになる。今年は今日(11/02)から。少し遅い方でしょうか・・・。

毎年薪の調達及び薪割りは、冬支度の大きな仕事のひとつ。美瑛に来てしばらくの間、当館にやってきた昭和生まれの軽トラックを相棒に、忠別湖近くまで薪材を集めに行っていました。でも、その軽トラックも寿命が来て、今年から丸太を購入することに。
いずれにしてもその後チェーンソーで長さを切って、まさかりで薪を作る手順は変わりません。薪割りしていて思い出すのは美瑛に来た最初の秋。まさかりを振り回すもなかなか薪は出来ず(上手く割れなくて)、ただただ汗をかいて筋肉痛がひどかった・・・。それが年々薪割りに慣れて、けして筋力には恵まれていない僕でも1年分の薪割りが普通に出来るようになるものです!
ペースが出て来るとこれはこれで楽しい作業。3度の食事の方が断然好きではありますが、時の過ぎるのも気にせずに、1日中まさかりと戯れていることもあります。ひとりでやれば、疲れない範囲で自分のペースですから、そんなに辛い仕事ではないんですよね。お客様に暖まってもらう時の、あの嬉しそうな表情を思い出したり、毎日薪ストーヴに火を点ける時に「僕が割った薪で、今日も暖まるぞ」と思ったり・・・。主婦の方が食事の準備をしたり、洗濯物を片付けたりするのと同じように、薪割りで時間がいつしか過ぎている感じでしょうか・・・。

ちなみに薪ですが、木が乾燥していることが絶対条件です。時々2年以上放置して乾燥させた方がいい、のような記載にも触れますが、木の乾燥にはもっと大事なことがあります。
(1)薪用材は、晩秋から初冬に切ったものを使う。
(2)薪にしてからがよく乾く。
(3)風通しのいいところで保管。
とにかく(1)はとても乾燥に影響があります。樹は、秋になると水の吸い上げを極度に絞ります。これは真冬の北海道で樹が凍結してしまわないように、樹自身がコントロールしていると思われます。逆に春に切った木材は水分たっぷりで、2年干しても3年干しても薪材にはならない気がします。晩秋に伐採した木材であれば、少し細かく割って風通しのいいところに保管しておけば、半年もあれば十分薪になるようです。



北海道の冬は、厳しい寒さに覆われます。でも、家の中は薪ストーヴでぽっかぽか!ゆるゆると燃える火をぼんやり眺めていると、なぜか睡魔がやって来てうとうとと・・・。これはもしかすると太古の昔から、火を焚く時に人は獣たちの襲撃の危険から解放されて、緊張を解いた経験が深く刻まれているからだろうか・・・?なんて勝手なことを妄想しながら気が付くと15分ほど眠りに落ちていたようです。

薪ストーヴの暖かさは、何とも不思議なやわらかさ。石油ストーヴや、エアコンの暖かさとはどうしても同じとは思えない僕です。


2013年10月30日水曜日

丘の多くは農家の方の作業場、という現実があります。


今年こそは・・・、今年だけは・・・、今年くらいは真夏の繁忙期に入っても10日に1度くらい更新したかったこのブログ・・・。結局6月15日の記事を最後に、4か月以上も放置してしまった・・・。かろうじて(言い訳みたいだけど)、Facebookの更新は多少はやっていたので、この夏何がどうなったのかを思いだすのには都合がいいですね。ブログを蔑ろにしてFacebookに記事を(というかまぁアップするネタを)更新していると、そもそもブログで何をどう表現しようかと少々考え込んでしまう自分がいます。もともとは「美瑛の今」や「当館四季のあれこれ」をお伝えするのが主眼で、そこに僕個人の趣味や個性が重なって、このブログらしさが醸されて行けばいいのかな、と思っていましたが、主眼の方は概ねFacebookで事足りてしまう。お知合いの中にはFacebookに統一して、ブログは止めたという方もいます。

そんなことをもやもやと考えているうちに、こちらのブログの方はより「僕と言う個人」がもっと出ていてもいいかな、と思うようになって来ました。Facebookの交流度と比べたら断然狭いブログ。こんなものを見て(読んで)下さる方は、きっとFacebookの記事に飽き足らない人に違いないんじゃないかな、でもって僕自身の少々微細な覚書的な存在でいいように思えて来ています。
僕個人の感覚では、Facebookに長々と文章をつづるのは少々いただけない。サラッと書いて、後は写真やリンク先でどうぞって感じ。鮮度の良さみたいなものが大切。ツィッターまでは手を出せていない(今後も予定なし)ですが、単刀直入の意見があれこれと交流して情報交換が活発な感じ。となると、ブログはやっぱりだらだらと文章が長引いて、自己完結もいいよね(でも、その分大変だし、個人の中身が見えちゃうけど)と、どうにか自分を納得させています。

とまぁ前置きが長いのは相変わらずの僕らしさでご容赦いただきたいところですが、今回のお題は秋の美しい美瑛の風景に酔いながら、観光地としての美瑛への思いです。
と言うのは、昨年(2012年)から今年にかけて、美瑛の観光地としての根本的な問題が表面化して来ています。これは美瑛の美しい風景が、丘=畑=農作業の現場=職場=私有地ということに直結しています。僕自身が、そして観光や旅行で美瑛に足を運ぶ人が「うわぁー、綺麗だなぁ」と言って眺めているのは、紛れもない私有地=個人資産ということになります。
そんな丘の風景を、個人の旅の思い出として写真に収めるくらいのことは何も問題にはならないと思いますが、丘に足を踏み入れる、丘の風景や農作業の様子を写真にして販売する、さらには農作業者に「綺麗な景色が見たいから、トラクターを移動して欲しい」と要望する、畑にクルマで入ってぬかるみにはまり、農作業者に救助を請う・・・などなど。書けばきりがないくらいに個人資産としての丘の風景は、危機にさらされています。

これが国立公園、のような存在であれば、国が遊歩道と柵を設置し巡回する監視員兼ガイドを配備し、と手が打たれることでしょうけれども、私有地の畑を守るために税金投入はできません。

美瑛の丘が柵もなく立ち入り禁止看板もなく、という現状は、実は農家(丘と言う資産の所有者)と観光者・旅行者間の最低限の信頼関係があったと思うんです。旅行者が勝手に畑に入ったり作業の邪魔をしないかわりに、お金のかかる柵や看板はなくてもいいや、ということではなかったかと。
ところが2012年度の美瑛町の観光入込数は140万人。お恥ずかしいお話しですが、美瑛に来て間もないころ、僕は「そこは入らないで下さいよー」と農家の方から注意されたことがありました。え、あぜ道なのにダメなの?と思った僕ですが、未舗装部分は畑の一部と言うのが美瑛の丘の基本です。僕からしてその程度ですから140万人の旅行者の皆さんの中には「ここはいいよね?」と少しの悪意もなく畑に入ってしまう方も大勢いるはずです。さらには「ちょっとだけ麦畑の中で写真撮りたいな!」とさらに1歩を踏み入れてしまう人も・・・。

美瑛の丘が、柵だらけ・看板だらけにならないように、どうしたらいいのか知恵を出すことを迫られています。ここでサービス業をなりわいとして生活する僕たち自身が、一番気にしないといけない問題が、もう避けて通れないところまで来ています。
美瑛を訪れた人があたたかい農家の方とのちょっとしたふれあいの瞬間を持っていただけるように、どうしたらいいのか。ただ「あれダメ、そこダメ」と声高に叫んでみるばかりではなくて、それぞれの(農家&旅行者)という立場を、それぞれが信頼し合うことができるように、どうすればいいのでしょうか?いろいろな水際作戦が立案されていますが、それは即効性のある策として実施していただくとして、一方で農作業というものを知る機会があまりに無さ過ぎるように感じてもいます。農作業や農作物を連続的に続ける実情を知れば自ずと「畑に無断で侵入する」ような行為が減って(さらにはなくなって)行くような気がします。

2013年6月15日土曜日

丘を彩る美しい畝。


昨年も、ブログの更新が6月に入る頃から滞り出して、7月にはついに更新せずで終わってしまった・・・。そこへ行くとFacebookは気が楽で、あれこれ難しいことを考えることもなく写真とちょっとしたコメントだけで記事をアップしていくことができますね。できればFacebookにこまごまと(あるいはとりとめもなく)記載して、少し気になったことについてブログに書き記して行けたらいいなと思うものの、その気になったことに解を見出す間もないままに時間が流れ去って行く感じです。
何とか10日に1度くらいは記事をアップしたいなぁー。書きたいことはたくさんあるんだけど・・・。

さて、今回のお題は「畝の美」とでも言ったらいいのかな、とにかく丘を彩る耕作の軌跡が何とも美しくて、毎年この時期になると見とれてしまいますね。特にどこぞの畑がとびきり芸術的!ってわけではなくて、美瑛の畑はどこも美しい幾何学的ともいえるラインに覆われています。
それで思いつくのが、京都とかの庭園の玉砂利。あの白い玉砂利に描かれている、何とも言えない美しい紋様に、美瑛の丘の畝のラインも通じるものがあるんじゃないかと・・・?まったく関係ないことなんですけれども、こんなところに日本人の几帳面さと美意識が表れているように感じてしまいます。

もしもアメリカ人が耕作したら、もう少し遊び心のある畝を作ったかもしれないなぁー。フランス人なら美的センスを最優先にアートの世界を描き出したかもしれないし、中国人だったら何か目立ったマーキングを施したりしたのかもしれません。少なくとも、見ただけでどこのどちらさんかわかるような雰囲気は出ていたのじゃないだろうか?
そこへ行くと、北の果ての北海道だって、紛れもない日本。日本人のハートは、どうしても几帳面で強い個性を放とうとはしません。でも、トータルとしてみた時の美学は、しっかり息づいている。うーん、なんなんでしょう、この「日本人らしさ」みたいな気配って?

やがてジャガイモ畑(真ん中の写真です)に芽が出て花が咲きます。その花も、きちんと整列していて、お花畑でもないのに本当に綺麗になる事でしょう。
どこまでも続く美しい丘の畝のラインに見とれながら、あー、日本の絵だなぁ!と、ひとり心和む時間を噛みしめている僕です。


2013年5月28日火曜日

風薫る、光り輝く丘に囲まれて。

美しい風景に心も踊る美瑛です。

さて、前回の記事の最後に少し書いた北海道の“ゆるキャラ”キュンちゃんについて、少し書き足しておこうと思います。そもそもゆるチャラに詳しいはずもなく(はっきり言いますと、そんなに興味もなく)、キュンちゃんについて客観的に書けるかどうか怪しいんですけどね・・・。
で、さっそくキュンちゃんの概要ですが
※北海道のナキウサギがモデルになっています。
※角(つの)がありますが、エゾシカのかぶり物をかぶっているせいです。
※時々かぶり物を替えます(美瑛・富良野では、キタキツネのかぶり物)。
とまぁ、なかなかよく考えられたキャラです。でもって、僕のようないいおじさんが語るのも失礼ですが、かわいい・・・!身びいきあるいはご当地びいきを覚悟の上で書いてしまうと、全国の1000を超えるゆるキャラの中でも、トップクラスの完成度ではないでしょうか?
なんだかすごいキュンちゃん熱に罹ってしまったように書いていますが、そうでもありませんのでご安心を。キュンちゃんについては、下記サイトを見ていただきたいと思います。
http://www.visit-hokkaido.jp/t/kyuns_room/

振出しに戻って光り輝く美瑛の丘のご紹介です。ここでキュンちゃんがいたら「キュキュ、キューン、キュッキュッ、キュン」とか何とかの記載の後に(解説)という後に続いて「とっても綺麗な景色を見たよ」みたいに書かれています。
ま たまた脱線しちゃいました・・・。ゴールデン・ウィークから先週の週末あたりにかけて、僕にしてみると手強い(?)お客様がいらしていました。パン教室を主宰されていたり、写真の腕が素晴らしかったり、自分も宿屋さんをやろうと志していたりする方たちがお泊りになっていたんです。
写真好きの方を例に少しご説明しますと、ご要望のハードルが高い・・・。
・桜の花と白樺の新芽の美しさをバランスさせた構図は狙えないだろうか?
・水面に写る十勝岳が撮れたら嬉しいのにな。
・丘を流れる雲と、日の当たるコントラストを撮ってみたい。
・夕景に空と雲が映える最高の場所はないだろうか?
などなど。数泊される彼の要望を何とか実現しようと選んだのは、早朝スタートの絶景ツアーでした。確かあそこに行くと美しい十勝岳の全貌が水面に写っていたはず。朝早い方が、断然波が静かで鏡面のような水面に出会えることでしょう。
結果は完璧でした。誰もいない静かな水面に、美しい雪をまとった山々が写っています。丘の緑も申し分なく・・・。

こうしてお客様と一緒に行動することで、僕自身の「持ち駒」が間違いなく増えて行きます。少しハードルの高い難題もあったのですが、お客様とご一緒しているうちに少しずつ可能性が広がって行きました。
帰 り際、僕はお客様に「これですべてのカードを切りましたので・・・」とお伝えすると、彼は「あはは、まだまだですよ。しばらくたてばあなたのカードは必ず 増えているはずです。それにしても・・・、今回も大満足の美瑛でした。いつかまた来ます。次も今回以上に期待しちゃうな。」と言って美瑛を後にされまし た。
普段写真を撮りながら、まぁこんなところでどうだろう・・・といつしか妥協してしまう日々ですが、都会からいらっしゃるお客様にとっ てはその数日しかない貴重なお時間です。こうして課題をいただく中で、ほんの少しですが自分自身の糧になって行くことに気づく僕です。パンの先生には、新 しいトライをしてみたり・・・。

上手にお客様に育てていただいている、そう感じる毎日です。


2013年5月17日金曜日

気持ちの良い夕風に吹かれて。




美瑛はゴールデン・ウィーク明け以来あんまり日差しがありませんでした。7日と10日がまずまずのお天気だったのを除くと、ほとんど曇り時々雨。どうなっちゃったんだろう?と心配しましたが、昨日夕方久しぶりにさわやかな夕焼けが見られました。
庭仕事もできないままに(あ、晴れていても大してやらないんですけどね)、家でくすぶっているのにも飽き飽きして、すぐさま丘に出かけました。まだ肌寒い5月の風に吹かれていると、本当に気持ちがいいです。
いつの間にか秋まき小麦が成長して、15~20cm位に伸びていました。これからたっぷり日の光を浴びて、すくすくと育ってほしいです。

庭の桜はまだつぼみ硬し。それでも何となく蕾みの先がピンク色になって来たので、暖かい日差しの強い日が続けば2・3日で開花するでしょうか?待ちきれずに、ミヤマツツジの方が先に開花してしまいました!
よく見るとルピナスの芽が伸びていて、特徴的な手のひらみたいな葉っぱが随分見られるようになりました。雨上がりの庭の端でタンポポの芽を抜きながら(なぜかタンポポは敵なんです!)ルピナスには寛大な僕・・・。まだ福寿草も水仙もカタクリも咲いているので、紛れもなく花の季節は大波になってやって来そうです。その時期は早ければ今週末で遅くても来週の中旬にはってところでしょうか・・・?
それにしても、久しぶりに見る夕暮れの日差しに照らされた美瑛の丘は、ちょっとびっくりするくらいに綺麗です。実はまだところどころに雪が残っているので、日陰に行くとひんやり冷たい空気に包まれてしまいます。すっかり雪が無くなるのは、きっと美瑛の桜が満開になる頃ではないでしょうか。
待ちくたびれてしまった春が、いっきに押し寄せて来そうです。

お話変わりますが、全国で「ゆるキャラ」ブームが続いています。彦根のひこにゃんとか最近ではくまもんとか。美瑛でこういうのって無くてもいいなぁと思いつつ、恐る恐るネットで調べてみたらさすがに無さそうでホッとしました。
で、見つけたのが北海道のゆるキャラ「キュンちゃん」。大雑把に数えたところ、全国にゆるキャラは1000以上ありそうですが、北海道のキュンちゃんは、中でもスグレモノだなぁと感心してしまいました。シャイで好奇心旺盛なキュンちゃんのことを次回は書きたいと思います。うーん、年甲斐もなくキュンちゃんに心奪われつつある僕です。



http://www.visit-hokkaido.jp/t/kyuns_room/

2013年5月7日火曜日

花を追いかけて。

氷点下1.2℃まで下がった朝・・・、それでも久しぶりに目いっぱいの青空が広がりました。5℃までしか気温が上がらなかった午前11時、午後のミーティング前の短い時間を紡いで、美瑛の今を切り取りに行って来ました。

短い時間しかないので、今日はポイントを絞って。最初にクルマを停めたのは「三愛の丘」です。ここはなんて言うのかな、何気ない丘なんだけど、いつ行ってもホッとする場所です。気の利いた展望台があるわけでもないし、姿の美しい木があるわけでもないんだけど、東に屏風のように広がる十勝岳の山々と、南西に広大な畑が丘のうねりを映しています。そしてお気に入りのカフェ、茶屋カーヴさん。このカフェは、コーヒーを飲むというよりも、何と言っても美味しいソフトクリームがイチオシです。ふきのとうが競うように芽を出した道路わきに、遅い北国の春を感じる日になりました。

三愛の丘を後にして、次にクルマを停めたのは、千代田ファームの駐車場です。展望台は風が強くて寒いので、今日はパス。その代りに会いに行ったのは、道路わきのわずかな湿地に咲くミズバショウたちです。何となく、毎年株が増えている様な気がするんですよね。今日ざっと見た感じでは、30~40くらいの花があったんじゃないかなぁ。
日陰で少し見つけにくいかもしれませんが、こんなところにも野生の春の花が目覚めるようになりました。可憐でもありますが、厳しい寒さをやり過ごして来た逞しささえ感じてしまったなぁ。

最後は家族の木付近のアスパラ畑の様子を見に・・・。そう、もしかしたらアスパラの芽がほんの少し顔を出しているかも・・・?と期待したんだけど、それは無かったなぁ。せっかくなので哲学の木を撮らなくちゃね。
今年の哲学の木の畑では、小麦(秋まきですね)が育っている様子。小麦畑に浮かぶ哲学の木が、これまた絵になるんですよね♪。6月中旬には小麦の揺れる畑の中の哲学の木が撮れそうですよ。

明日8日からは、気温も15℃くらいになるみたいです。期待しましょう♪

2013年5月3日金曜日

花の季節を待ちわびて。


5月3日、午前3時・・・、しんしんと雪が降っています。昨年の4月1日は結構な雪が降って積もりました。これって絶対エイプリル・フールだ・・・!と思った僕ですが、今年はそんな冗談を言っていられるほどのん気な気分ではありません。だってもう5月なんですからね。風薫る5月。梅雨が始まる前の、爽やかですがすがしい季節、そう記憶している僕にとって、昨日2日の最低気温は氷点下1.5℃。今年の冬将軍は、ちょっと頑張り過ぎです。そう無理しないでくださいなってお伝えしたい。

ひたすら花の季節を待ちわびる僕は、旭川への買い物のついでにぐーんと足を伸ばして、男山自然園に行ってみました。旭川市街地から、クルマで20分くらいでしょうか。ここは旭川の老舗酒造メーカーの管理する、ワイルド・フラワー咲き乱れる丘陵地です。毎年行きたいと願いながら、絶景のこのタイミングに時間が作れなくて、GW終了と共に花たちも盛りを過ぎていたように記憶しています。ところが今年はピークはこれから・・・。絶対にもう1度連休明けに行きたいな。

で、肝心のお花たちですが、日当たりのいい南向きの斜面ではカタクリが2~3分咲きくらいでした。まだ雪解けしたばかりの丘陵地には、カタクリはじめ北の大地にひっそりとたたずむ野生の花たちの蕾がびっしり。ブルーが可憐なエゾエンゴサクが一番早くて、すでに満開だったような気がします。それから福寿草もしっかり咲いていたなぁ。
もうちょっと日が当たって暖かくなれば、一面のカタクリは一斉に咲き始めることでしょう。推定では、6日か7日あたりには見られそうな気がしました。エゾノリュウキンカやミズバショウもスタンバイしています。
こちらの自然園の開園は、確か12日まで。毎年3週間ほどの今の時期だけ公開して、また11か月ちょっとの間は人が行けないまさに「ワイルド・エリア」になるんですよね。行ける時にぜひ行かなくっちゃ。
http://www.otokoyama.com/otoko_b/otoko_b3/