2013年11月5日火曜日

愛車について・・・。

10/27、インドでセバスチャン・ベッテルがF1ワールド・チャンピオン・シップ4連覇。今日(11/3)はポール・ポジションを僚友マーク・ウェーバーに奪われたもののレースでは堂々の優勝で7連勝。圧巻と言う以外に言葉が見つかりません。
一方同じく本日、東北楽天イーグルスが日本シリーズ最終戦にジャイアンツを3-0で下して日本1を勝ち取りました。エース田中は昨日160球を投げて完投するも、2-4で敗戦投手に。にもかかわらず、今日の最終回に志願してストッパー役を果たして見事にリベンジしました。今年のジャイアンツは投手層が極めて厚い上に、息の抜けない強力打線を擁しています。そのジャイアンツとフル試合(7戦)かけての4勝3敗、星野マジック、田中と言う逸材もありましたが、正直まさか楽天が勝つとは思っていなかったので、嬉しい気持ちです(僕は判官贔屓なので、楽天応援してました)。

そんなスポーツ・イベントたけなわの文化の日、朝から小雨の降る日に薪割り(もう来年の分ですけどね)もできず、思い立ってクルマの試乗に出かけました。
そもそも試乗に出かけるのは、気になる車があるとか愛車を購入(買い替え)したいとかの事情があるわけでありまして、当館「四季」の愛車事情を少し記しておこうと思います。当館にBMWの1を迎えたのは、気がつけば2年前。こちらのクルマはさすがに不具合もなく、直列6気筒エンジンはまるでモーターかなぁ?とでも言いたくなるくらいのスムーズな回転と共に、ドライヴァーを至福の領域に誘います。しかも、心配していたよりもトランクが大きいので、もともとお客様の送迎に考えていた役割にはぴったりです。それなら試乗に出かける必要もないじゃないか・・・となりますが、13年を迎えるもう1台の愛車プジョー206がさすがに不具合が多くなってきました。
僕としては、古いクルマに乗り続けることに対して何の抵抗もありませんし、むしろできるだけ長く乗り続けたいと考えています。エコカー減税やるよりも、乗り続け減税やった方が環境には断然いいと思いますが、それじゃ自動車メーカーが困ってしまいますよね。と、またいつもの脱線ですが、14万キロに迫る距離を乗ったプジョーは、リア・サスペンション(右は修理済み)、エンジンのインジェクション(4気筒の内のひとつ)、ラジエーター冷却用のファン(高速側が動いていない模様)、右リアのコンビネーション・ランプのユニットなどなど、手を入れないといけない部分が後を絶ちません。この1年もバッテリーはじめけっこうな修理代をかけて来て、その分愛着も増えて行きますが、いつまでも出費をし続けるわけにもいかないので悩ましいところです。

そんな事情でカミさんとふたりで次期愛車の候補について相談しましたが、
・プジョーの後釜として、コンパクトできびきびしたクルマ。
・できれば4ドアで、マニュアルのミッションがいいな。
・旭川に正規ディラーがあると、もしもの時に安心。
・長く乗りたいので、頑丈でデザインがすぐに古臭くならないクルマ。
・もちろんお財布にやさしい方がありがたいです。
とまぁこんなところが希望の条件ってことでまとまりました。冬季はお客様のご送迎にも出番が多くなるので、そのことも気にしつつあれこれ候補車を探ってみたところ、スズキのスイフト・スポーツ、プジョーの最新型車208GTi、スバルXV(ハイ・ブリッド)、アウディA1、ワーゲンのポロがリストアップされたのです。
現在のプジョーの車検はまだ1年ちょっとあります。来年には消費税も上がりますし、前述の不具合か所の修理などをトータルで見た場合、どういう選択がいいのか、よくよく考えてみないといけないですよね。さらには愛車をBMW1台だけにまとめてしまう判断もあり得ると考えています。

まずは実車を知ろうと出かけた旭川で、スズキのスイフト・スポーツを試乗してみました。
【良いところ】
エンジンはきびきびと威勢よく、元気。
6速マニュアル・ミッションが楽しい。
ちょっと固いけど、懐深いサスペンションで乗り心地良し。
小さいクルマですが、4ドアで使い勝手がいい。
全体的な「運転しやすさ」に親近感あり。
お財布にやさしい価格設定。
【良くないところ】
いくらなんでも・・・と言いたくなるトランクの狭さ。
後席に3人は現実的じゃない(2人プラスお子様まで)。
オーディオがまったく何もない、ラヂオもない。
  →3万円程度でラヂオ&CDを付けられるけど。
やや保守的なデザインで、5年後・8年後はどうかなぁ。
レギュラーだ、と思っていたのにハイオク仕様でした。

続いて鷹栖まで足を伸ばしてアウディへ。お目当てのA1は展示車のみなので、同じエンジンを積む1クラス上のA3に試乗してみました。試乗の感想はA3のものです。
【良いところ】
A1のボディ・シルエットは、とても洗練されていて、オシャレ。
インパネや計器類はシックで、視認性・操作性も申し分ない。
まずまずと感じたスイフト以上に後席は広い。
1400ccながら、ターボ付きのエンジンは十分力強い。
少し固めながら、ダンパーが効いた素晴らしい乗り心地。
ブレーキの効きがいい。
アウディが目指す、クルマ作りのレベルの高さが随所に感じられる。
思いのほか、AT(DSG6速)に違和感なし。
【良くないところ】
モノと不釣り合いとは思いませんが、やっぱり値段が・・・。
軽快というよりどっしり(A1は、もっと軽快なんじゃないかなぁ)。
スイフトよりは随分マシだけど、トランクが狭い。
やっぱりマニュアル・ミッションがいい。

とまぁこんな感じでした。クルマは乗ってみないと運転しやすさや、馴染みやすさなどがわかりません。今日短いながら試乗してみて、随分具体的に感じることが出来たのですが、かえって結論を出すのが難しくなってしまったような気がします。でも、楽しい悩みでもあるわけですから、今しばらく悶々と考えてみようと思っています。

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