やっと地場産のアスパラを目にするようになって来ました。まだハウスものです。懇意にしていただいている舟山農園さんの若に教えていただいたところ、今年も例年通りか少し早いくらいに露地ものも出て来るんじゃないかな、ということでした。嬉しい♪
アスパラは、ちょっと極端な表現をしちゃいますと、美瑛の(広く北海道の)春の収穫を最初にいただく象徴的な野菜ではないでしょうか・・・。何と言っても北海道らしいダイナミックな大きさと、春らしい優しい味わい。しかも紛れもなく最初に食卓に上がる春野菜です。揚げても、焼いても、炒めても美味しい優等生。お皿に鮮やかな緑を添える、アートのアイテムとしても重宝します。
そんなアスパラへの想いをカタチにしようと、宿の奥さんが集いあって「アスパラ召し上がれ企画」なるものを開催する運びとなりました。収穫体験のスケジュールがなかなか決まらないのでこの時期のお知らせになってしまいますが、楽しい企画です。
・宿泊した宿で、それぞれにアスパラ料理のお楽しみ。
・アスパラの収穫体験とアスパラのお土産付き。
※雨天の場合は、美瑛のJAにて選果場見学。
・丘をピクニック気分で歩いて、その名もピクニックのランチ付き。
※丘の散策は、あまり知られていない絶景コースをご一緒に♪
※美瑛町を走る路線バスにもちょっぴり乗って出かけましょう。
ざっと、こんな内容で、宿泊料金にプラス2,400円をいただくんだそうです。開催されるお宿は、「菜摘実の里」さん、「星の庵」さん、「ほおずき」さんと当館「四季」の4軒。先日この4軒のお上さんが集まって、コースの下調べと称して自分たちでピクニックを楽しんでいました。僕もランチのお届を本番さながらに担当しましたよ♪詳しくは下記まで。
http://bieisketches.blogspot.jp/
アスパラとはまた違いますが、先月から今月にかけて、あれこれ食材作りにも精を出しています。お味噌を作り、ジャムを作り、ソーセージを作り、チーズを作り(これは来月になってしまいますが)。
この「自家製へのこだわり」は多少の差はありますが美瑛のお宿のオーナーたちはみなさん意識していることだと感じます。コストのことや、手間のことや、あれこれ気になる部分もありますが、やっぱり美味しいですし、何と言っても材料全てを自分たちで地場から調達して作りますから安心です。私たちが作るちょっとしたあれこれは、たくさん出回っているいろいろな食材に比べたら、随分効率が悪いのは間違いありません。おまけにたぶん、余計なエネルギー(電気や燃料など)もかかっている可能性だって・・・。
そういったことをなるべくクリアして(効率をあげて)、自家製を続けて行きたいなぁと、この頃ますます感じています。食べることって、すごく不思議です。と言うか、食べることを知らな過ぎたんじゃないか、と考えるようになってしまう。そんなこと知らなくたって困らない(たぶん困らない)暮らしに慣れてしまったんだけれども、やっぱり知っている方がいいと言えばいい・・・。たとえば豚肉の塊を細切れにして、お塩と、数少ないスパイスを練ったものを腸詰にしたシンプルなソーセージの色・味わい・食感。うまく表現できませんが、ホッとする美味しさ、みたいなものがみなぎっています。
アスパラと自家製ソーセージのフィット感を。これまた自家製パンと一緒に・・・。僕が好きなことを、皆さんにも押し付けたいなぁ。
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