2014年4月4日金曜日

美瑛の丘、最新情報。

ここのところ、丘の様子を書いていませんでした。ホントは一番書きたかったことなのに、1か月半くらいも脱線続きで失礼しました。

美瑛は春がやっと到来する気配があちこちに感じられ始めています。道路の雪は概ねなくなりました。これは、例年通りの几帳面な除雪作業のたまもので、道路じゃない地面には、まだたっぷり(日当たりの良しあしで異なりますが、20~50cmほどでしょうか)雪が残っています。
一番気になる丘(=畑)はと言いますと、こちらは一番春らしさが感じられる様相です。融雪剤を撒いた畑は、その融雪剤の散布された縞模様部分だけ地面が現れて、これはこれでアートに感じなくもありません。地面には秋まき小麦の芽がそのまま顔を出して、緑色が見えるケースも・・・。また多くの畑では、雪解けを待ちきれないかのように耕作の作業が始まることでしょう。丘の景色がドラスティックに変化する季節です。
一方で丘でもない道路でもない部分にも、春らしい兆候がたくさん見られます。代表的なところではネコヤナギの花と、フキノトウ、福寿草の花。それからひなたぼっこに興じるキタキツネたち。キツネやリスのような小動物は、冬はよく見かけます。えーと冬に多いと言うことではなくて、たぶん見つけやすいんじゃないかな、と思っています。春が本格的になると芽が吹き、枝が伸び、若葉が大きくなって、だんだん小動物を見つけるのが難しくなります。冬は枯葉もすべて散って一面の白銀の世界になると、彼らの隠れ場所もなくなってしまいます。

丘をのんびり歩く楽しさは、旅行者ではなくても多くの人が大好きではないでしょうか。本格的な雪解けが待ちきれなくて、お仲間と丘歩き20kmコースを満喫してきたカミさんが言うには「楽しかったー!」とか。雪に閉ざされて除雪の行き届かない道路も、おおむね通行可能になりました。冬の間は野生動物専用路(?)だった道も、いよいよ開放です。
今回は美瑛13線までバスで行き、三沢を横切って千代田の丘へ。ここでPicnicさんのテイクアウトランチを4個と、家で淹れたコーヒーを届けるのが僕の役目で、千代田の展望台でお昼タイム。がんばって拓真館、四季彩の丘、美馬牛小学校へと足を伸ばして、最後はJRで美瑛駅まで帰ってくる欲張りコースだったみたいです。いつも4月は雪解けの水で美瑛全体が水たまりだらけになってしまう様子があんまり好きではなかったのですが、少し丘に足を伸ばせば気持ち良くて、見どころもいっぱい。また大好きな美瑛を見つけてしまった・・・!

春を実感するてくてく丘のお散歩シーズンは、始まったばかり。しばらくするとカタクリやミズバショウも花を咲かせます♪

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